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PCCS配色技法(類型的配色)


色相でのまとまり・統一配色

色相関係を「同一色相」でまとめることを基本とした配色方法。

類型配色 ドミナントカラー配色
トーンオントーン配色
カマイユ配色
フォカマイユ配色
明度・彩度グラデーション


色調(トーン)でのまとまり

色調(トーン)関係を同一トーンでまとめることを基本とした配色方法。

類型配色 ドミナントトーン配色
トーンイントーン配色
トーナル配色
同一か類似トーンの色相グラデーション配色
類似色相・明度 フォカマイユ配色


配色構成の色数による配色

配色構成の色数が決まっており、その配色内容として色相差やトーン差を大きく取る対象関係とし、明快な印象を持たせる配色方法。

代表配色 ビコロール(2色)
トリコロール(3色)
マルチカラー配色




■ ドミナントカラー配色 (色相のドミナント)

色相で全体的な統一感をはかる方法。 等色方面から選択する同一色相配色が基本となるが、類似色相配色までの範囲でまとめてもよい。ドミナントとは「支配的な」「優勢な」の意味。

(例:茜色の夕焼け空、新緑の木立)

ドミナントカラー ドミナントカラー



■ ドミナントトーン配色 (トーンのドミナント)

トーンで全体的な統一感をはかる方法。 同一トーン配色を基本とし、類似トーンまでの範囲でまとめてもよい。

(例:霧のかかった街並の風景、ベビー用品売り場)

ドミナントトーン ドミナントトーン



■ トーンオントーン配色 (同系色相の濃淡配色)

明度差を比較的大きくとった同一色相配色で、類似色相までの範囲でまとめてもよい。
色数が2〜3色では、明度差のある自然連鎖(ナチュラル・ハーモニー)にすることにより、なじみ感や親近感のある配色となり、多色化のときは、明度グラデーションの効果ともなり、絵画技法のキアロスクロやグリザイユ(無彩色や同一色相による濃淡表現)とも同類になる。


(例:板の分け目の濃淡、焼けたパンやグラタンの表面の焦げ目)

トーンオントーン トーンオントーン



■ トーンイントーン配色 (同系トーンの配色)

同一トーンでまとめるが、類似トーンの関係までとることができる。
多色化のときは、明度グラデーションの効果ともなり、絵画技法のキアロスクロやグリザイユ(無彩色や同一色相による濃淡表現)とも同類。


トーンイントーン トーンイントーン



■ トーナル配色 (ダルトーンを中心とした中間色配色)

中明度・中彩度のダルトーンを中心とした中間色調の配色。フェイバー・ビレンの概念で示されるトーンと同義。
この色調は、「穏やか、控えめ、落ち着いた」などのイメージを与える特徴がある。


トーナル トーナル



■ カマイユ配色

三属性(色相、明度、彩度)の差がほとんどない色の組み合わせで、一見一色に見えるぼんやりした微妙な配色。
フランス語で「単色画法」をカマイユと言い、単一色で描いていくつかの色調で変化を付ける単彩画。


カマイユ カマイユ



■ フォカマイユ配色

フォ(Faux)とは「まがいもの」「偽りの」という意味で、カマイユ配色に対して、色相・明度・彩度ともに類似関係までの幅をとってよいという配色。

フォカマイユ フォカマイユ



■ ビコロール配色

ビコロールのビはフランス語で「二つの」という接頭語で、コロールは「直色した、彩色した」の意味で、コントラスト感のある明快な2色配色のこと。
テキスタイルの世界では、地色(背景色)に対して図柄(柄色)を対比的な一色でプリントしたものをビコロールと呼ぶ。

ビコロール ビコロール



■ トリコロール配色

トリコロールのトリはフランス語で「三つの」という接頭語で、明快なコントラスト感のある三色配色の表現。コントラスト感を明瞭にするには、中彩度や低彩度色よりも高彩度の色使いが適しており、白と黒を組合せればより明瞭間が出る。

トリコロール トリコロール