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実在サザエさん 漫画「サザエさん」の実在モデルといわれる女性が肺炎のため死去した。 享年58歳。 この女性は東京都世田谷区桜新町在住の福田(旧姓磯野)佐々江さん。 今月初めよ り音信不通となっていたため、不振に思って自宅へ様子を見にきた実子福田多羅雄さん(36歳会社員)によって発見された。 発見当時すでに死後10日が経過しており、現実の「サザエさん」は誰にも看取られることなく寂しい死を迎える結果となった。 福田さんは世田谷区桜新町の平屋一階建に両親と夫の満寿雄さん(現在63歳)と暮らしてきたが、87年に父・波平(当時81歳)母・舟(当時79歳)が相次いで死去。 土地・家屋込みで市価8億円にのぼる資産に対し相続税数千万円を課せられた。 夫の満寿雄さんは当時懇意にしていた信用金庫の渉外課長に勧められ、相続税を延納し信用金庫からの借入金によるアパート建設を行った。 土地の担保価値はアパート建設資金を余裕で上回ったため、これも渉外課長の勧めにより借入金による株運用を行った。 ところが株の大暴落により借入金の返済が困難となり、利子負担も重なった結果アパート、土地双方を売り払わねばならないところまで追い詰められていた。 晩年の佐々江さんはこのことをめぐり夫との口論が絶えず、死の直前には別居状態にあったという。 死後10日にわたり発見されなかった原因の1つであった。 喪主である多羅雄さんは「バブルが家族の全てを奪った。家族一緒に暮らせた昔が懐かしい。 テレビで『サザエさん』を見るたび涙がこみあげてくる」と心境を語っている。 実弟である磯野勝男さん(45歳自営業)は「貝や魚だから泡によわいってことかな、ヤッホー」とこちらは相変わらずのお調子者ぶり。 |
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